東大阪の脳梗塞・関節症に強い訪問リハビリ・マッサージ

脳梗塞の前ぶれをチェックできる9つのこと

大阪の脳梗塞に強い訪問リハビリマッサージの鈴木です 脳梗塞のリハビリマッサージにおいて現場で気をつけなければいけないのは脳梗塞の再発ですが、基本的にそうそう起こることはありません、しかし、脳梗塞以前に気づいていればもっと軽い状態、もしくは何もなかったように予後を過ごせることも実際の患者さんの話を聞いていると多々あります。 そんなことで、そもそも脳梗塞とはどういうものなのか?どういうタイプがあるのか? 各症状でリハビリは変わるのか?をお話していきたいと思います。

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気

脳梗塞は脳卒中の一つ

 脳の血管が詰まったり破れたりする病気を、一般的に「のうそっちゅう脳卒中」と呼びます。医学的には、脳血管障害、または脳血管疾患といいます。
 脳の血管が詰まるタイプを「きょけつ虚血性」といい、のうこうそく脳梗塞はこのタイプです。一方、破れるタイプを「出血性」といい、脳出血やくもまくか膜下出血などがこのタイプです。

脳梗塞には3つタイプがある

 脳梗塞になると、血管が詰まった部分から先の血流が途絶えたり流れが悪くなったりします。そのため、酸素や栄養の供給が不足し、脳の神経細胞がダメージを受け、さまざまな症状が出てきます。
 脳梗塞は発症の原因によって次の3種類に分けられます。  

  1. 脳の太い血管の内側にコレステロールの固まり(アテローム)ができ、                                                                                                                    そこにけっしょうばん血小板が集まって動脈をふさぐ「アテロームけっせん血栓性脳梗塞」
  2. 高血圧などが原因で脳の細い血管に動脈硬化が起こり、そのために詰まってしまう「ラクナ梗塞」
  3. 心臓にできた血栓が流れてきて血管をふさぐ「しん心げん原性脳そくせん塞栓症(心原性脳梗塞)」

の3つです。  

かつて、日本では高血圧症の患者さんが多かったため、脳梗塞の半数近くはラクナ梗塞でしたが、最近は、食生活の欧米化や高齢化にともない、アテローム血栓性脳梗塞や心原性脳塞栓症が増加傾向にあります。

MEMO
「脳卒中」の意味

 脳卒中の「卒」はそっとう卒倒(突然に倒れる)の卒で、「突然に」という意味です。「中」は中毒(毒にあたる)の中で、「あたる」という意味です。したがって脳卒中とは、脳の病気で突然に何かにあたったようになる(倒れる)ことを意味します。
 もともと「卒中」というのは中国の伝統医学の言葉で、8世紀ごろの日本の書物にすでに見られるといわれますので、この病気は日本でも長い歴史をもっていることがわかります。
 近代医学が発達する前から、人々は卒中という病気の存在をある程度理解していたと思われます。
 なお、脳卒中のことを、「ちゅうふう中風」「ちゅうき中気」ともいいますが、中風は「ふうじゃ風邪(悪風)」にあたること、中気は「ふうき風気(悪気)」にあたることです。

脳梗塞の前ぶれ...TIA(一過性脳虚血発作)

Point
●TIAは本格的な脳梗塞が起こる前兆
●TIAを起こすと3ヵ月以内に10~15%が脳梗塞を発症する
●症状が消えても放置しないで、一刻も早く医療機関を受診する

TIAは
重要な「警告発作」

脳梗塞は、突然に発症することが多い病気ですが、脳梗塞を起こした人の約3割が本格的な発作の前に「前ぶれ(前兆)」ともいえる発作を経験していることがわかっています。この前ぶれの発作をTIA(いっかせい一過性脳虚血発作)」といいます。医学的には「脳梗塞と同様の症状で、24時間以内に消失するもの」と定義されています。
 TIAの症状としては、次のようなものがあげられます。

  1. 急に手の力が抜けて、持っている物をポロリと落としてしまう。
  2. 片方の手足がしぶれる。または、感覚がにぶくなる。
  3. めまいがしてまっすぐに歩くことができない。ふらつく。
  4. 力はあるのに立ち上がれない、歩けない。
  5. ろれつが回らない。うまく言葉が出てこない。
  6. 相手の言うことがよく理解できない。
  7. 文字が思うように書けない。
  8. 物が二重に見える。
  9. 片側の目の視力が落ちて、よく見えない。
 こうした症状は文字通り「一過性」のもので、ほとんどが数分から数十分でおさまってしまうことが多く、何か変だなとは思っても、重大な病気の前兆とは思わずにそのまま放置してしまうケースが少なくありません。
 しかし、最近の欧米の報告によると、TIAを治療しないで放置した場合、3ヵ月以内に10~15%の人が脳梗塞を発症し、そのうち半数は最初の2日以内に発症していることが明らかになっています。
 こうした事実から、現在、脳卒中を専門とする医師の間では、TIAは脳梗塞の重要な「前ぶれ発作」「警告発作」であって、早期受診、早期治療が必要な緊急疾患であるという認識に変わってきています。
 また、TIAを起こしたあと、すみやかに病院を受診し、検査・治療をはじめた場合、その後の脳梗塞発症の危険性を大きく減らせることも、さまざまな研究からわかってきました。
 なお、TIAの症状のうち、「しびれ」などはほかの病気でも起こる症状ですが、しびれやマヒが「突然、体の半分に」起こったときは、脳梗塞の可能性が高いと考えられますので、一刻も早く医療機関を受診する必要があります。

TIAの症状は
なぜ一時的なのか

 心臓から脳に通じる血管には、ないけい内頸動脈とついこつ椎骨動脈という2つの系統がありますが(左右の椎骨動脈は合流してのうてい脳底動脈になる)、これらの動脈がかたくなるとTIAが起きやすくなります。
 特に多いのが、内頸動脈の動脈硬化によるTIAです。
 内頸動脈というのは、くび頸の左右にある動脈のことです。この内頸動脈に「アテローム」
というコレステロールなどでできた「おかゆ粥」のようなものがたまると、しだいに血管のないくう内腔が狭くなっていきます。この粥状にたまったものを「プラーク(じゅくしゅ粥腫)」ともいいます。血管の壁が厚くなり、血管の弾力性が失われてしまった状態が動脈硬化ですが、動脈硬化を起こした動脈にはプラークができやすくなります。
 何らかの原因で子のプラークの表面が薄くなってもろくなると、そこに亀裂が入り、プラークが壊れてしまうことがあります。すると、亀裂の修復のためにけっしょうばん血小板という血を固める成分が集まってきて、血栓(血液の固まり)をつくります。
 この血栓は、血小板がぎょうしゅう凝集してできたものなので、「血小板血栓」といいます。この血栓が血液の流れにのって脳に運ばれ、脳の血管を詰まらせてしまい、その結果さまざまな症状があらわれるのです。
 血小板には血液を固める作用がありますが、一方、とてもとけやすいという性質もあわせ持っています。また、できたばかりの血栓はもろいために、いっそうとけやすくなっています。ですから、血管が詰まって症状があらわれても、すぐに血栓がとけて血流が回復すると、症状も消えてしまうのです。
 これがTIAの症状が一時的である理由です。

脳梗塞の危険度を知る
「ABCD2スコア」

脳梗塞のような脳血管障害の場合、一般に、時間がたてばたつほど障害が広がり、後遺症も重くなるという特徴があります。
 逆にいえば、危険信号をキャッチして早期治療に至るかどうかが、その後の病状を大きく左右することになります。自己判断することなく、一刻も早く(24時間以内に)医療機関を受診することが極めて大切です。
 TIAが起きたあとに本格的な脳梗塞を起こす危険度は、患者さんによって異なります。その危険度を測る指標に「ABCD2スコア」があります。「年齢」「血圧」「へん片マヒやこうおん構音障害の有無」「TIAの持続時間」「糖尿病の有無」を確認して、各項目の点数を合計したスコアが高いほど、早期に脳梗塞を起こす危険性が高いとされます。最高は7点で、4点以上だと脳梗塞の危険性が高くなり、6点以上はきわめてハイリスクということになります。
 ABCD2スコアは、ベッドサイドで簡単に評価することができます。
 ただし、ABCD2スコアが4未満の場合でも、脳梗塞を発症する患者さんが少なくありおません。そのため、ABCD2スコアだけでなく、「MRI拡散強調画像検査(DWI)」や「頸動脈超音波検査」(44ページ参照)の結果を加えることで、より詳しく脳梗塞を発症するリスクを知ることができます。臨床的にはTIAでも、もしMRI拡散協調画像検査で急性脳梗塞の疑いがあれば、脳梗塞を発症するリスクが高いと考えられます。
 また、ABCD2スコアには、心原性脳塞栓症の原因となる心房細動の項目が入っていないことが欠点です。心房細動があって、TIAが疑われる場合には、治療の緊急性はさらに高くなります。

TIAの治療は
薬物療法が中心

 検査の結果、TIAであることがわかれば、すみやかに治療を行なう必要があります。短時間のうちに本格的な脳梗塞の発作を起こす危険性があるからです。
 治療は薬物療法が中心となります。血栓が血流にのって運ばれてきた可能性が高い場合には、アスピリンなどの抗血小板薬が使われます。
 心房細動があって心原性脳塞栓症が疑われる場合には、抗凝固療法が第1選択です。その場合の抗凝固薬としては、迅速な抗血栓作用が求められるため、ワルファリンよりも非ビタミンK阻害経口凝固薬(NOAC)が有効です。ワルファリンを使う場合は、効果があらわれるまで、へパリンナトリウムによる抗凝固療法を併用する必要があります。

前ぶれのない
脳梗塞も多い

 冒頭でも述べましたが、脳梗塞の前ぶれとしてTIAを経験している人は全体のおよそ3割といわれています。つまり、脳梗塞の前兆として、必ずTIAの症状があらわれるとは限らないということ、むしろ脳梗塞は前触れなく突然起きるのがふつうであるということは知っておく必要があります。

MEMO
糖尿病と脳卒中

 糖尿病の人は、そうでない人にくらべて脳梗塞を発症する割合が2~3倍高いことが、多くの研究で明らかになっています。
高血糖状態の血液が血管を流れると、コレステロールが血管壁に沈着し、その結果、血管壁が柔軟性を失って動脈硬化を起こします。動脈硬化を起こした血管は、血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。できた血栓が脳の血管に詰まるのが脳梗塞です。また、糖尿病の人は、動脈硬化以外にも、高血圧や脂質異常症など、ほかの脳梗塞の危険因子をあわせ持っていることが多く、そのことも、糖尿病が脳卒中のなかでも特に脳梗塞の危険因子となっている要因です。したがって、糖尿病の人は高血圧と脂質異常症の治療を同時に行うことが重要です。

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